16th JAPAN MEDIA ARTS FESTIVAL

今年も文化庁メディア芸術祭を観てきた。国際的に活躍するアーティストによる、あらゆるジャンルの多彩な作品に出会えるので、毎年楽しみにしている。

写真は、キレイなインタラクティブインスタレーションだが、監視社会を思わせるシニカルな作品 > "Desire of Codes" 三上晴子さんの作品を写したものである(この芸術祭会場では手持ち撮影であれば、撮影が許されている)。

この部屋の中には、自動制御で物体を認識する多くのビデオカメラがあり、真中に映し出されているのは、そのカメラ達が捉えた鑑賞者である我々である。

映像で表現された作品を観るのは、写真でなくてもとても刺激になるのだが、それでも自分は一枚の写真を撮る事が好きなのだと、改めて確信もする。