この葡萄の写真は、8月に中伊豆ワイナリーを訪れた時のものである。
タイトルには2とあるるが、時系列的には遡ることになる。葡萄畑では葡萄が実り、何人ものワイナリーの人が収穫の秋にむけ丁寧に手入れをしていた。
ところで、赤ワイン用の葡萄ってどういう味なのか。通常、食用として流通する事がないのもあり、何だか渋い葡萄をイメージしてはいないだろうか?
まだ、ワインを飲み始めたばかりの頃、ボルドーを旅した事があった。それも、収穫時の秋。先輩のつてもあり、ボルドーはオー・メドックのとあるシャトーを案内してもらった。
葡萄の取入れ真っ盛りの中、集められた葡萄の選定が手作業で素早く行われていた。そこで、はじかれた赤ワイン用の葡萄を味見させてもらったのだが、予想を裏切る濃い甘さに驚いたものだ。
そう、ワイン用の葡萄は食用より甘い。実を食べると言うより、甘い葡萄ジュースが口の中いっぱいに広がる感覚。その糖度がアルコールとなり、おいしいワインにしてくれるのだ。
そんなことを知る事で、ますますワインが好きになり、今も飲むだけでは足りず、時折葡萄畑へと足が向くのである。
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yumi (火曜日, 13 11月 2012 09:49)
いぇい!初コメントです!
乾いた秋の空気感とブドウや葉の香りも感じる写真です。
…たのしかったね。大地の恵みのおすそ分けもいただいて、うれしかったね。この時のブドウはあの時のほど甘くなかったねぇ。
menomephotography (火曜日, 13 11月 2012 09:55)
いえい!初コメありがとう!
葡萄の品種違うからねぇ。でも、食用の葡萄より甘かったよ。